
横22.2cm×縦18.2cm 高4.5cm
カレー皿にも使える、ぜんまいを描いただ円深皿です。
素朴な質感の素地は手触りもやわらかく、かなり扱いやすい器だと思います。
絵付けも素朴ながらしっかりと描かれたぜんまいはなんともかわいく、手づくりの素地の質感ともよくマッチしています。
いくつか見られる黒い点は、素朴な素地の質感を優先し作ることにより、窯の焼きあがりに生まれたものです。
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シンプルだけどもどっしりと描かれ存在感のあるぜんまい。 まるで表情が見えるようです。 |
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お皿の側面を跨ぎ裏までぜんまいの図柄をつなげてあります。 ぽこぽことした素朴な質感が大事。黒点があることもありますが、素朴さと雑味のあるかわいさを楽しんで頂けたらうれしいです。 |
文吉窯
文吉窯(ぶんきちがま)は、九谷の名工として知られる斎田道開の弟子・初代東(ひがし)文吉が明治期に上絵職人として創業いたしました。
現在では本窯工程を持ち、素地造りから絵付完成までの一貫生産の小さな窯元として九谷の産地に存在します。
九谷花坂の磁器粘土にこだわり、ろくろ、型打ち成形、手おこし等の九谷焼独特の磁器製法を守りながら、古九谷の色絵や藍九谷の染付け技法を伝承している希少な工房です。