
径17.5cm 高5cm
古くから使われてきた宝文が素朴な風合いと絵付けによってとても愛らしくなった鉢です。
梅の花のかたちになっているところも素敵です。
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見込みの「福」の字。にっこりと笑顔になっているようにも見えてきます。 とっても福々しい。 |
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手に馴染む素朴な質感の素地はとても扱いやすく、持っていて安心感があります。 じわっとにじみ出ている縁を飾る茶色の釉薬がよい味になっています。 側面外側の古典的な模様もよく似合っていてかわいいです。 |
文吉窯
文吉窯(ぶんきちがま)は、九谷の名工として知られる斎田道開の弟子・初代東(ひがし)文吉が明治期に上絵職人として創業いたしました。
現在では本窯工程を持ち、素地造りから絵付完成までの一貫生産の小さな窯元として九谷の産地に存在します。
九谷花坂の磁器粘土にこだわり、ろくろ、型打ち成形、手おこし等の九谷焼独特の磁器製法を守りながら、古九谷の色絵や藍九谷の染付け技法を伝承している希少な工房です。